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完全リモートワークのホームページ制作チームを運営してみて|ディレクターズインタビュー

完全リモートワークのホームページ制作チームを運営してみて

ディレクターズインタビュー

新型コロナ流行の影響で、リモート勤務が注目される今。
早い段階からメンバー全員がリモート体制のチームとして順調に活動してきたcooenの運営のコツとは?チームを統括するディレクターの一人、Oにその秘訣を聞いてみました。

ディレクター:O
インタビュアー:K・A

約一年リモートワークのチームを運営してみていかがですか?

僕は元々一人で制作をやってきた人間なので、チームでの制作は正直とてもむずかしいです。むちゃくちゃ難しい。難しいけど、約一年やってみて、どうすればうまくいくのかという勘所もつかめてきたところです。

何が難しいかといえば色々あるんですが、まず、cooenはチームメンバー全員の仕事環境が全部違うんです。
cooenメンバーは、元々コロナ以前からリモートワークを前提としてチームに参加してもらっています。個性もスキルも豊かな人材が揃う一方で、我々に共通項というものは無いんですね。普通の会社であれば、勤務時間や職場環境、ルールや会社文化を共有しますが、cooenにはそれが無い。
それどころか、

  • 勤務できる時間帯や労働時間
  • 仕事に対する優先順位
  • 仕事の進め方の手順

などが、それぞれみんな、バラバラなんです。

それで仕事が成立するのかと心配になるところですが、これまで大きく困ったとことはありません。
メンバーは毎回、割り振られた仕事に対して、きちんと責任を果たしてくれています。そこさえしっかりしていれば、仕事は完了していくんです。

ルール整備はしない。個々の事情に歩み寄るディレクションを

cooenの特徴なのですが、メンバーにcooen独自のルールを押し付けるということはほとんどしていません。
仕事については特に、こちらのやり方にあわせてもらうんじゃなくて、その人に合わせたやり方をしてもらってます。
ディレクターはメンバーひとりひとりの仕事環境や、考え方、手順を把握し、その人がやりやすいように仕事の予定を組んでいます。

もちろん最初は探り探りでした。
でも一年経過して、メンバーとはしっかり仕事ができたので、個々の事情を掴んだ感じはあります。

使用ツールはバラバラでも運営できる

具体例をあげてみると、使用ツールの問題です。
効率を考えるとチーム全体で共通ツールを決めてスキルをシェアしていったほうがいいですよね。
しかしcooenでは、メンバーの基礎力がもともとあるので、今は平均値を上げるより、個々の戦闘力を磨いてもらう方向を重視しています。

ですから、使用するデザインツールは一つに限定せず、XDでもIllustratorでもPhotoshopでもFigmaでも、使いやすいものを使ってもらっています。
そのお仕事でチームを組んだデザイナーさんとコーダーさんの間で合意がとれれば、何を使用して作るかということにディレクターは口を出しません。
逆にディレクター側は、制作メンバーの対応可能な範囲とスキルをしっかり把握して、案件にマッチするメンバーを選抜するという能力が必要になります。

このように、チームメンバーに自由に働いてもらうことによって生じる障壁は、できるだけディレクターメンバー側で調整して潰すようにしています。
ホームページ制作の仕事はいつも時間との戦いですが、個々のメンバーの働きやすい時間帯や制作期間中の都合を把握し、制作予定に差し障りがないようスケジュールを組んでいます。

制作管理(ディレクション)の難易度はあがるけど…

このような仕事のやりかたは、ディレクション側にとっては簡単ではないと思います。
ルールや環境を均一化していったほうが効率的だということは、これまで一般的な会社組織のありかたが示しています。

一方で、リモートワークという新しい働き方が注目されはじめた現状において、従来型のシステムでは取りこぼしていた優秀な人材を活かす方法を、実践できているのではないかと思います。

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